LINE messaging apiを使用してappsheetの内容を自動で通知する方法

今回は、LINE デベローッパーのmessaging apiを使用して appsheetの更新内容をLINEで自動通知する方法を解説します!

これができるだけでタスクの依頼や更新などの通知がみれる世界線になりますね✨

今回やる仕組みの裏側は、こんな感じになります。

目次

LINE developerよりline公式を作成

  1. LINE公式アカウントの作成
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  1. チャネルの設定
    • LINE Developersのサイトにログインし、新規チャネルを作成します。
  1. チャネルタイプとして「Messaging API」を選択します。
  2. チャネル作成後、チャネルアクセストークンを発行してください。
    ※このアクセストークンは、後ほどAppSheetでの認証に必要となります。

AppSheetでWebhookを設定する

AppSheetを使用して、自動通知を実現するためにAutomation機能の「Call a webhook」を利用します。以下の手順で設定してください。

  1. Automationの設定
  1. AppSheetのアプリ編集画面に移動し、メニューから「Automation」を選択します。
  2. 「New Bot(新しいボット)」を作成するか、既存のボットを編集します。
  3. Webhookの設定
    • Botのプロセス内にアクションとして「Call a webhook」を追加します。
  1. Webhookの詳細設定
    • URLの設定
  1. URLフィールドに以下を貼り付けます。bashコピーするhttps://api.line.me/v2/bot/message/broadcast
  2. HTTP Verbの設定
    • 「POST」を選択します。
  3. HTTP Content Typeの設定
    • 「json」を選択します。
  4. HTTP Headersの追加
    • 次のヘッダーを追加してください。
      • Content-Type: "application/json"
      • Authorization: "Bearer あなたのチャンネルアクセストークン"
        ※「あなたのチャンネルアクセストークン」の部分には、LINE Developersで発行したアクセストークンを貼り付けます。
  5. Bodyの設定
    • Bodyには、送信したいLINEメッセージの内容をJSON形式で記述します。
    • 例えば、以下のような形式で書くと、全ユーザーに対してメッセージを配信できます。jsonコピーする{ "messages": [ { "type": "text", "text": "こんにちは!自動通知のテストメッセージです。" } ] } ※送信したいメッセージ内容に合わせて、text の部分を書き換えてください。

JSONの基本構造

全体が波括弧 { } で囲まれている
→ JSONは「オブジェクト」と呼ばれるデータ構造です。オブジェクトは「キー」と「値」のペアでデータを表現します。

“messages”というキー
→ このキーは、送信するメッセージのリスト(配列)を示しています。
→ 配列は角括弧 [ ] で囲まれ、中に複数のメッセージが含まれています。

{
    "type": "text",
    "text": "<<[日報]>>"
}

動作確認

  1. テスト実行
    • AppSheetのAutomationを実行し、LINEにメッセージが届くか確認します。
  2. エラー確認
    • 万が一メッセージが送信されない場合は、アクセストークンやJSONの記述、Webhookの設定内容を再度チェックしてください。

ポイントまとめ

  • LINE公式アカウントの作成: まずLINE公式アカウントを作成し、LINE Developersでチャネル設定を行う。
  • アクセストークンの発行: チャネル設定時に発行されるアクセストークンを正しく保存し、AppSheetのWebhookで利用する。
  • Webhook設定(AppSheet側): AutomationでWebhookを呼び出し、URL、HTTP Verb、Content-Type、Headers、Bodyの設定を正確に入力する。
  • JSON形式のBody: LINEに送るメッセージはJSON形式で記述。シンプルなテキストメッセージの場合は、type を “text” に設定し、text に内容を記述する。

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