DNSレコードとは?初心者にもわかりやすく基本を解説

DNSレコードってなんやねん?と思っている方は、意外に多いのではないでしょうか。DNSレコードを初心者が使用するのは、サイトをサーチコンールの承認が通らなかった時などくらいです。

xにも投稿したけど下記のような悩みを持っているユーザーは、意外に多い。

ってことで今回は、DNSレコードが何かざっくり知りたい人向けに記事をまとめました^^

目次

DNSレコードとは?

DNSレコードとは、インターネット上で「ドメイン名(例:example.com)」と「サーバーのIPアドレス」を結びつけたり、その他サービスの設定を行うための情報です。
ドメインを購入すると、「DNSサーバー」という仕組みが利用できるようになり、そのDNSサーバー内にDNSレコードを設定することで、ドメインがどのサーバーを指し示すかを決めます


よく使われるDNSレコードの種類

Aレコード(Address Record)

  • ドメイン名(例: example.com)を「IPv4アドレス(例: 123.45.67.89)」に紐づける。
  • このドメインはこのサーバーIPアドレスを見てね」という指示を与える。

AAAAレコード

  • AレコードのIPv6版
  • ドメイン → IPv6アドレス」を紐づける。

CNAMEレコード(Canonical Name Record)

  • あるドメインを別のドメインの別名(エイリアス)として設定する。
  • たとえば、www.example.com の実体を example.com に集約するケースが多い。

MXレコード(Mail Exchange Record)

  • メールの受け皿(メールサーバー)を指定するレコード。
  • このドメイン宛のメールは、このサーバーで受信する」という設定を行う。

TXTレコード(Text Record)

  • テキスト情報を登録するレコード。
  • ドメイン所有証明(Google Search Consoleや各種サービスでのドメイン認証)や、SPFレコード(メール送信ドメイン認証)などでよく使われる。

NSレコード(Name Server Record)

  • そのドメインが利用するDNSサーバーを指定する。
  • 通常、ドメインを取得した会社(レジストラ)やサーバー会社のDNSサーバーを紐づける。

具体例

Webサイトを公開したい場合

  • Aレコードで「example.com → 123.45.67.89」のように設定しておけば、ブラウザが「example.com」にアクセスしたときに自動的にサーバー「123.45.67.89」に接続し、サイトが表示されます。

メールを使いたい場合

  • MXレコードで「メール用サーバー」を設定します。
  • さらに、TXTレコードでSPF情報やドメイン認証情報を登録することで、メール送信ドメインの正当性を証明することができます。

まとめ

  • DNSレコードは、ドメインとサーバー、またはサービスなどを結びつけるための設定情報です。
  • 代表的なものに Aレコード(IPv4アドレス紐づけ)、CNAMEレコード(ドメインの別名設定)、MXレコード(メール受信先設定) などがあります。
  • ドメインを取得してWebサイトやメールを使うときは、DNSレコードを正しく設定する必要があります。

DNSレコードの正しい設定は、Webサイトやメール運用において非常に重要です。ドメインとサーバーをスムーズに結びつけるためにも、今回紹介した各種レコードの特徴を理解しておきましょう。

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